みなさんはジョギングをしていて膝を痛めたことはありますか。
ジョギングの際ほとんどの人が道路、つまりコンクリートでできた道を使うと思います。
ジョギングは運動自体は負荷は小さいものの、さまざまなコースを走ることから膝や他の関節負担がいき、傷めてしまう人が結構います。
一度膝を傷めてしまうと完治するまで長い間ジョギングをすることができません。
加えて生活しているだけで常に負荷のかかる膝のような関節は、くせになりやすく何度もケガが再発してしまう場合があります。
健康なからだを手に入れるためのジョギングで、ケガをして日常生活に支障をきたしたら本末転倒です。
しかしながらケガとうまく付き合いながらジョギングをされている人も少なくないと思います。
膝を傷めている方は膝用サポーターを使用したことはありますでしょうか。
知っているけど使ったことない、いまいち効果がわからないという人もいると思います。
そこで今回はジョギング時の膝サポーターの効果について説明していき、いくつかおすすめを紹介したいと思います。
目次
膝サポーター着用による3つの効果
ではジョギング時に膝サポーターをつけることで実際にどのような効果があるのでしょうか。
負荷軽減による痛みの緩和
固定されるということは膝の可動範囲、つまり動きがある程度制限されるということになります。
そのことによりもともと膝を傷めていたり、ケガの経歴により膝に痛みを感じている人は傷みが大幅に軽減されます。
ケガの予防
続いて上記のことに関連しますが、可動範囲が制限されることでケガにつながるような動きを未然に防いでくれるという予防効果も膝サポーターの大きな役割の一つです。
現在、特に膝に対して不安がない人でも毎日ジョギングを続けていれば自分ではわからない負担がかかっています。
そのためにジョギング時に膝サポーターを着用することは理由として十分だと考えられます。
保温効果
特に冬の寒い時期、気温が低い中では関節が冷えてケガ等につながるリスクがあります。
膝サポーターは膝周りを保温し、血流の流れを良くしてくれます。
結果としては上記したケガ予防、悪化防止につながる効果があります。
こんな人はぜひ着用を
正直、予防の意味も込めて少しでも不安がある人には着用してもらいたいです。
特にご高齢の方はケガをされてから回復するまで時間を要してしまう場合が多いので強くお勧めします。
また、膝関節に内反、外反がみられる変形性膝関節患者の方は年齢に関係なく着用してほしいと思います。
膝関節の内反とは俗に言うO脚、外反とはX脚のことを指します。
自分の膝の症状が気になる方は、一度病院で診察を受けるかOARSI策定膝OAエキスパートコンセンサスガイドラインの日整会適正化ガイドライン、理学療法診療ガイドラインをご覧になってください。
おすすめサポーター3選
ジョギング時の膝サポーターの効果については十分に確認できたことと思います。
では実際にいくつかのメーカーから出されている膝サポーターを紹介していきたいと思います。
もちろん、合う合わないがございますので一度実際に試着してみてからの感覚とすり合わせて選ぶことをおすすめします。
お医者さんのがっちり膝ベルト
出典;Amazon
商品名からもわかるように医学学会から開発された膝サポーターになります。
値段は一般的なものと比べて多少弾むものの、確かな研究と実験に基づいて開発されたものなので質の高さは随一と言えるでしょう。
固定力が非常に強い作りになっていながら、カーブカットやナイロンスプリングにより動きやすいように設計されています。
生地はメッシュ素材により通気性も申し分なしです。
ケガをして通院することを考えれば決して高い買い物とはならないでしょう。
スポンサーリンク
ザムスト ZK-1
サポーター関係で有名なメーカーのザムストのフルカバータイプの膝サポーターになります。
スポーツや運動をする人が多く着用しています。
私自身も膝に限らず他関節でもこのザムストは着用経験があります。
ザムスト独自の裁断形状と圧縮縫製により立体的な形状になっており、非常に動きやすい作りになっています。
すでに膝に何らかのトラブルを抱えておりながらジョギングは続けたいという人向けにリハビリの相棒としておすすめです。
PYKES PEAK 膝サポーター
出典;Amazon
このサポーターは支柱有り膝サポーターです。
固定力が通常のものより一層強いです。
支柱により左右のぐらつきを無くし、安定感を生み出しています。
しかしその分少しゴツめの作りになっているので好みは別れるかもしれません。
着け外しに関してはスムーズに行える仕組みになっています。
通常のサポーターでは固定感が足りない、また先に述べた変形性膝関節症の方におすすめの膝サポーターになります。
スポンサーリンク
まとめ
今回はジョギング時の膝サポーターの効果についての説明といくつかおすすめ膝サポーターを紹介させていただきました。
膝サポーターは痛みの緩和やケガの予防の面から現在膝を傷めている人、特に問題がないが不安がある人には着用する意味が大いにあることを確認しました。
毎日のジョギングを続けるためにもケガの予防や日々のケアが非常に大切になってきます。
まだ着用されていない方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
まずは一度専門家に診てもらったう上で検討することをおすすめします。